最近、飲食店でかなりの売れ行きを見せていると言われている
アサヒビールから今年3月30日に首都圏で新発売した『アサヒ ビアリー』
北海道でも販売されたが最初はイマイチだった。
しかし9月のシルバーウィーク・・・
現在、我が店舗はバカ売れ!品切れする日もしばしば。
果たして何故、『アサヒ ビアリー』が売れるようになったのか調べてみた。
『アサヒ ビアリー』の美味しさの秘密。脱アルコール製法とは?
お客様に新たな選択肢を提案するため、
アサヒビールはアルコールが微かに含まれるアルコール分1%未満の、
“微アルコール”というカテゴリーを新たに創出し、商品を展開していくと発言。
その第一弾として開発された『アサヒ ビアリー』はアルコール度数0.5%で、
ビールのようなうまさを楽しめてちょっと心地いい、
自分時間を大切にしたい人たちへオススメの商品です。
この商品は、「今までにない圧倒的にうまいローアルコール・ノンアルコールのビールテイスト飲料を創る!」という熱い想いで、約3年半に渡る開発がスタートしました。
ポイントは、「ビールのような本格的な味わい」を実現するために採用した「脱アルコール製法」です。
脱アルコール製法とは、ホップなど100%ビール由来の原料を使用して香り豊かでコク深いビールを醸造した後、ビール特有の「発酵由来の複雑な香気成分」を残しつつ、「アルコールだけを抜き取る」蒸溜技術です。
この脱アルコール工程で、ビールらしい香味を残したままアルコールを除去するために、温度・圧力を変更しながら蒸溜試験を重ね、約100回の試験製造を経て完成しました。

日常的に飲酒をしない層にもヒットしたビアリー!
お酒とノンアルコールの間に位置付けられている【微アルコール】
正直、ノンアルコールではないので車を運転する人だと飲めないし
飲めるのであれば生ビールを飲むしこんな中途半端なもの需要なんてあるの?って思いました。
しかし2019年度までのデータでは若者のビール離れ・飲酒人口の高齢化などもあり
2005年から2008年まで14年連続で減少。
2018年には発泡酒・新ジャンルの累計がビール市場の50%超を占め、初めてビールを逆転した。
今後も更なる減少が予測されています。



札幌では毎年夏賑わいを見せる「札幌ビアガーデン」
その中で青空の下、広大な大通り公園の敷地内で
各会場の好きな銘柄のビールを飲みながら飲食を楽しめる日本でも最大級の
「さっぽろ大通ビアガーデン」というイベントがあるが、2年連続中止になってしまっています。
僕も毎年非常に楽しみにしていたイベントでした(10数年前とある会場の系列社員時代もありました)
ビアガーデンがやっていないから出数が減ったというわけでは無いと思いますが
緊急事態宣言でのお酒の提供禁止もかなりの影響が出ているようです。
あの雰囲気がまた戻る日が来る事を願いつつ、来年にかけましょう。
昔に比べると当店も確かに生ビールの出数も減った気がしますね。
若い世代での喫煙率の低下と共に20代のアルコール離れも進んでいるのは
米国で話題に上がっていた「ソーバーキュリアス(Sober Curious)」の
急増が日本にもあるって事でしょうか?
Soberは「しらふの、酒を飲んでいない、普段酒を飲まない」
Curiousは「好奇心の強い、~したがる」といった意味で、
Sober Curiousは「しらふでいたがる」というニュアンスだそうです。
米国ほど意識的なものではないかもしれませんが、
今の日本の若者は「ソーバーキュリアス」傾向があると言えるでしょう。
この後に記述する内容も含めたデータを見て確かにな〜って感じました。
微アルコールの市場規模
アサヒビールでは、20~60代の人口8,000万人のうち日常的に飲酒を楽しむ人は2,000万人といわれ
それ以外のうち約4,000万人は飲めない、または飲めるけど飲まない人であり
約2,000万人は月1回未満の飲酒としています。
この日常的に飲酒をしない6,000万人の層に刺さったのが、「微アルコール」なのではないかとみています。



やはり「ソーバーキュリアス(Sober Curious)」化が日本でも進んでいるのか。
しかし果たしてビアリーそのものの味はどうなのでしょうか?
アルコールを抑えてもビールそのものの味!



私の周りでの話ですが若干入手困難。
おそらく理由は飲食店への卸しが多い為、一般のスーパー・コンビニに卸す量が少ない為ではないかと。
無事ビアリーを入手しました。デザインがかっこいいですね。



飲食店なのに泡の立て方下手ですね〜。゚(゚´ω`゚)゚。
自称ブラウマイスターなのにwww
ん・・・これはっ・・・!?
美味い!!
これビールじゃん!って思えるほど自然な味。
第3のビールなんかよりもずっと美味しいです♪( ´θ`)ノ
正直、発泡酒は個人的に好きな味では無いので
発泡酒を飲むくらいならちょっと高くても生ビールを買うか
違う種類のお酒にしますが、ビアリーであれば全然代用できますね!
現にお客様の声でも私の紹介でビアリーを勧めるとありがとうと感謝され
「美味しい!」「フルーティーな味で飲みやすい!」などお声を頂いてます^^
そりゃ先の説明で「一度ビールとして完成させたものからアルコール分のみ除去」しているので
味の保証はありますよね。
現在のアルコール提供の出来ないお店でビールも飲みたい!という方も
酔うほど飲みたくは無いけど飲みの場で雰囲気を味わいたい方にもビアリーは刺さりますよね。
実際に現場に立ってお客様の反応を見ている私からの意見としては
緊急事態宣言が解除されてもマーケティング次第では今後も伸びていくと思ってます。
飲食店でも自宅でも「微アルコール」人気はこれからますます盛り上がる事でしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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